Works
日本初!自転車×船の新たな定期クルーズツアー大村湾サイクルージング<安田産業汽船×長崎県×観光連盟>
- エリア
長崎県大村湾周辺
- 最終成果物・完成形
・サイクルージングプラン:5000円
(電動アシスト付き自転車レンタル、1日乗船券)
・桟橋起点での各エリアのサイクリング周遊コース造成
・音声ナビシステム
- 現状
・安田産業汽船は大村湾での空港から時津への定期航路運航がメイン。大村湾を観光で活用することを願っていた
・長崎県は「ひらかれた海」の観光ブランドを体現するコンセプト商品がなかった
- 課題
・長崎県の観光の新たなスタイルとして「自転車×船」の観光商品を生み出す
→海を使うという点において関係する事業者は多岐にわたるため、実施ハードルをひとつひとつクリアにすること
- マサカノ開発ポイント
<ターゲティング>
・マーケットデータ分析から下記のターゲットに絞り込み
【商品設計時の戦略ターゲット】
福岡をはじめとする九州からの観光客
※長崎市内の宿泊者:アクティブな20〜30代の女性グループ<サイクルージング商品開発>
・自分好みの相棒(自転車)と船に乗り込み出発。
→サイクルステーションで好きな自転車をチョイスしてスタート。そのまま船に乗り込んで旅が始まる。
・長崎旅の新常識は海移動。
→船に乗るだけでもアクティビティ。景色や海風を楽しむ。だけじゃないのがサイクルージング!海から陸へアプローチ。長崎から佐世保への渋滞しがちな道も気にしない渋滞知らずの新しい旅。
・9つのマチを海から攻める。
→待っているマチを自転車で自分サイズに巡って回る。車では見落としてしまう道すがらのステキと出会える。桟橋の数だけアプローチできるマチが増えていく。お好みのマチでじっくり遊んで泊まって、明日は船が迎えにくるというプチオーシャンクルーズの世界。<サイクリングコース設計>
・時津、琴海、大村、長与の4つのエリアで桟橋を起点としたサイクリング周遊コースを設計した。
・フォトジェニックな名所と地域を象徴する体験を織り交ぜ、各コース3時間で巡れるようルート設計。
・サイクルージングで来訪した方に向けた特別サービスも新設(収穫体験→カフェに持ち込み→オリジナルスイーツ化など)。<音声ナビゲーションシステム構築>
・自転車で走りながらナビを効率的に行うことを考慮し、リアルタイムで音声誘導してくれる「音声ナビゲーションシステム」を構築した。
・GPSで指定スポットに到達すると音声案内が発生する仕組みで、画面ナビだけではなく、スポットの紹介や注意喚起などが音声で行われる。
・音声は長崎大学放送部の学生に協力を仰ぎ、継続的に更新できる体制を作った。<ハード>
・利用可能な桟橋の洗い出しを行うと「老朽化で使えない」「漁業者との兼ね合いで使えない」というものが多く、時間をかけ「金」「理解」の投資が必要と判明
・行政の力だけでなく政治の力も必要ということで、議員連盟での説明、協力要請を実施
・航路申請については運輸局の方にもアドバイスをいただき、定期航路の登録の前に年間30日運航の不定期航路運航からスタート。
・自転車利用の集客の山になる春と秋(真夏、真冬を避ける)の土日を中心に運航日を設定。<プロモーション>
・限られた予算での効率的広報ということで厳選したのが長崎市内宿泊施設へのチラシ設置とSNS広告。
(反省)→新商品のリリース時はプロモーション予算を大きく確保する必要がある。県や連盟に打診をしたものの、あまりにも予算が乏しく、認知に想定以上の時間がかかってしまった
▲桟橋を起点としたサイクルパンフ。自転車で巡るメリットは「車では通り過ぎる」「歩いてはいけない距離」。車では気づかないふとしたフォトジェニックポイント、みかんを収穫した後に持ち込んで生ジュースを作ってもらえるカフェなど、何度も自転車で走り、地域の方々に協力を仰ぎと汗かけきべそかき繰り返して生み出されている
▲大村湾は内海なので波がほぼない。ほとんど揺れないのでクルーズには最適。船酔いしがちな方も楽しめるという最高のロケーションなのだ
▲北海道に次ぐ日本で2番目に長い海岸線を保有する長崎県。そのデータの通り、サイクルートも海を眺めながら走るコースがほとんど
- 価格イメージ
<商品造成>100万円
<音声ナビゲーションシステム構築>80万円
<クリエイティブ作成:ロゴ、サイト、のぼり、シール、チラシなど>100万円
<プロモーション:SNS広告>50万円
- 制作期間
約1年
-
▲スマホを見ずとも情報が耳から入ってくるというサイクリング商品には必須のサービス。Bluetoothでつながるヘッドフォン付きヘルメットもあるので組み合わせると最強 -
▲1年を超えるプロジェクトなのでタスク管理は細かく実施。関係者が多いプロジェクトでの定例情報共有は重要
